又渡辺理事長でございましたか、渡辺敬吉さんもやはり数度お見えになりまして、みずから説明され、さような社会事業遂行についての非常な熱意及びその資力については御当人からいろいろ御説明があり、詳細な御説明があつたのでありまして、それと一方には今申しましたような監督官庁からの推薦もありましたし、そこで一応本件は間違いないだろう、競願者もなかつたし、非常な人手不足でもありましたし、この程度の調査で十分だろうということで
井上義海
○委員長(塚本重藏君) 次に社会事業遂行のために法律、その他による公共の費用以外いろいろ沢山な資金を必要とするのでありますが、その資金をどういう資金によるべきであるか、今では共同募金というものが一昨年から行われておるわけでありますが、これを強力に一本に進めて行くのがいいのか、他に何らかの方途を講ずべきであるか、それから併せて今日日赤の代表者の方から憲法八十九條でありましたか、あれを是正すべきである。
塚本重藏
右がいずれも十分なる檢討を要する重要條件でありまして、この際特に強調したい点は、共同募金遂行に当つての連合軍の多大の援助に対して滿腔の感謝を捧げたいということ、又社会事業遂行に当つての救援物資特配に関し、ララ救援中央委員会を通じ、同委員会に対し深甚なる感謝を捧げたい。
姫井伊介